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設定(随時更新)

矢部(やぶ)
 日本語では本来「やべ」と読む。これは異次元人ヤプールである彼が敢えて名乗った宛て字であるためである。
 人間体ヤプール、しかもウルトラ世界の出身である。この世界に意識を飛ばしているが、本来は間違いなく人類の敵である。いや現時点でも間違いなく敵。
 ただ彼の場合、イネス・フレサンジュに科学者として師事してしまっている。イネスに愛想をつかされるのは本意ではないので敵対していない、ただそれだけである。
 なお余談だが、ヤプールは子供には意外に優しいこともある。これはウルトラ世界にも見られる史実であるが理由は不明。一説には、これはヤプールが地球人と形態が違えど生命体であることの証でもあるといわれる。
 有性タイプの生命体は、子供には大抵優しいものだからだ。

「最初の邂逅の会話シーンについて」
 ウルトラマン放送第一話『ウルトラ作戦第一号』のパロディを含んでいます。
 
「ぼけぼけ天然ワンコなウルトラマン」
 ウルトラマンメビウスのこと。
 しかし大昔のことで物証が残るわけではないので、単なる都市伝説扱い。
 
「アキトと融合したウルトラマンについて」
 いわゆる宇宙警備隊員、つまりウルトラ兄弟ではありません。市井の民間人です。
 
『ウルトラマンは神ではない。救えない命もあれば、届かない思いもある』
 映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』を参照。
 
『本も読めれば影絵もできる』
 アニメ『魔法陣グルグル』より。
 
『ビオ』
 メイツ星人。ウルトラマンメビウスに登場。
 
『三分待て』
 全弾換装できるわけじゃありません。発射可能な数がなんとか揃えられるという意味です。
 対宇宙人戦が続いていること、異星起源技術による特殊弾頭を平時に使うことは(*1)厳禁されていることから、ミサイルの弾頭交換は短時間ですむよう工夫されているようです。
(*1: これはオリ設定ですが、不自然ではありますまい。本来、核以上に警戒すべきものですから)
 
『学校あがりの素人』
 現場を知らない士官学校あがりを揶揄する言葉です。ムネタケ本人も昔さんざん言われていることにしています。
 
「レッド族なのね。でも火星じゃ寒くないのかしら?」
 ウルトラマン、特にセブンなどのレッド族は寒さに弱いんだそうです。円谷公式設定かどうかは定かではありませんが、ファンの間では承知の事実らしいです。
 
『スペシウム弾頭弾』
 ウルトラマンメビウスに登場した対巨大生物用の特殊なミサイル。人類の兵器であり、(*2)メテオールではありません。理論上はスペシウム光線に匹敵する破壊力があるとか。材料である架空物質スペシウムは初代ウルトラマンの時代に発見され、スペシウム光線の名の由来となったものです。
 実のところ、スペシウムをめぐるウルトラ世界の設定はナデシコ世界の設定と致命的に矛盾します。メビウスの中で、2006年にはすでに火星で人類がスペシウムを採掘している事になっているからです。
 ですがまぁ、それを言うと木連そのものの設定も矛盾してしまう可能性もあります。広大な外惑星空間という事もあり、厳密には矛盾なく両方の設定をあわせることもできなくはないのですが……とりあえず今回は目をつむらせてください。
 メテオールについては色々あるのですが、あくまでギミックであって本題ではありませんので。
(*2:ウルトラマンメビウスに出てくる専門用語。Much Extreme Technology of Extraterrestrial ORigin(地球外生物起源の超絶技術)鹵獲した異星人の船などから得た人類外のテクノロジー。理論などが理解しきれていないので使用には危険が伴う)
 
『復讐に走ったウルトラマン』
 ウルトラマンメビウスに登場。詳しくは本編を見てください。見た方は御存じの彼です。
 
『バルタン星人はスペシウムが苦手』
 初代ウルトラマンのエピソードにあるそうです。同時にそれは、スペシウム光線の名の由来でもあります。
 
『M87光線』
 78でなく87です。ゾフィーの技。ただしアキトに憑いたウルトラマンのそれはあまり強力ではない模様。
 
『回転し飛ぶ光の輪』
 昭和時代に、八つ裂き光輪と呼ばれていたもの。
 
『マイナスエネルギー』
 ウルトラマン80を参照。ちなみに修羅場も彼のエピソードから。
 
「必殺技について」
 名称はない。ウルトラマンメビウスに登場した必殺技、メビウムバーストに似たもの。ただしこれはユリカたちの声援をトリガーにしたもので、アキトに憑依したウルトラマン本来の技ではない。またブレスなどの付加装備もウルトラ心臓などの特性も持たないため、メビウスのそれほどの破壊力はない。
 ただ破壊力よりむしろ、彼にとっては重要な意味をもつ技ではある。
 
『ハニーポット』
 蜜壷(ハニーポット)というと日本ではセキュリティ用語で罠という意味。だがその元々の意味はアダルトな意味の隠語である。直訳はちょっとご勘弁願いたいが状況から意訳すれば、女性としての魅力で男性を捕えてしまうという事になろう。
 蜜壷という言葉は日本では日常語ではなくアダルト小説くらいでしか見ることのない言葉だが、ルリとユリカはたまたま共通の話題として知っていたということで。
 
『警備隊隊長』
 もちろんゾフィーです。今回ゲスト唯一の円谷純正ウルトラマン。
 
『ラブラブファイター』
 ただのギャグ名ですが一応元ネタあり。D.O.のノベルゲー『加奈〜いもうと〜』より。

 以下はナデシコ側人物に関するオリジナル設定。
 
『ヤマダジロウ(ダイゴウジガイ)』
 原作ナデシコでは元軍人のようですが、こちらの世界では元防衛隊という事になっています。
 ウルトラ世界の中ではそのヒーロー指向がいい方向に働いた模様。予備役になったのはプロスペクターがウルトラマンの存在を仄めかしたから。
 
『ムネタケサダアキ』
 原作ではガイよりもある意味悲惨だった彼だが、これもウルトラ世界に救われたクチ。外に対決すべき悪がいるということは彼らには軒並みいい方向に働いたと思われる。
 軍ではイマイチのため冷や飯がてらナデシコに送られたわけだが、防衛隊の人間には結構評判がいい。防衛隊の人間が『軍のキノコ』と呼べばこの男のことである。
 
『元の世界からきたミスマルユリカ』
 既に主観時間で70年以上を生きている。
 それでもユリカらしさを失わないのはさすがである。
 良くも悪くもユリカは優秀であり、ナデシコTV本編での時々その姿を垣間見る事ができた。だがそれは軍人としての才覚でもあり、決断さえ下してしまえば非情な行動もとれるという意味でもある。よくも悪くもゴーイングマイウエイとはそういう事でもある。
 
『元の世界からきたルリ』
 ユリカの被害者その一。実は今回最悪の貧乏くじをひいているのは彼女である。
 
『ウルトラ世界のアキトたちについて』
 ユリカとルリは、ふたりのジャンプアウト時に精神を破壊され死亡している。
 これは本SS本編のユリカが行き先との精神融合を選ばなかったせいであるが、選んだとしても数十年の時間差で結局こちらの二人の精神は壊れたと思われる。ユリカはその事について全く言及していないが、これはルリの視点をアキトからブレさせないためである。いずれこれが露見した時にユリカは責められる事となろうが、天才策士の上に老獪まで重ねたユリカである。そのあたりはジャンプの時点で全て覚悟と織り込み済みである。
 アキトはこちらのアイとともに地球上の木連機関近くにジャンプアウトした。このため木連に保護、洗脳されミスマル家に接近すべくスパイに仕立てられる事になる。しかし地球圏に送り込まれる前に木連が滅亡、この混乱の際に洗脳設備ごと無人兵器に潰され死亡した。
 アイはアキトと引き離された後、木連に送られ民間人の養父母に引き取られた。そして何も知らぬまま木連と運命をともにした。



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