星の数ほど伝説がある。それは、とある並行世界の物語。
「アキト!ジャンプシステムが!」
「……ここまでか。すまない、ラピス」
死に瀕したその時、未知なる異星文明との邂逅があった。
『申シ訳ナイコトヲシタ。オワビニ、ワタシノ命ヲ君ニアゲヨウ』
「いらん」
『ナゼダ』
「そりゃ死にたくないさ。でもな、得体の知れない異星人の手先になるなんて冗談じゃないぞ」
『ワタシハ侵略者デハナイ』
「信用できん。つーかどうしようもなくめちゃめちゃに怪しいんだか?その胸のピカピカはなんだ?チンドン屋(死語)か?』
『フッフッフッ。心配スルコトハナイ』
「するわっ!く、くるな!」
『イイノカ?君ガ死ネバ、ソノ
「くっ……貴様」
『フッフッフッ……』
待ち構える女たち!
「おかしいですね。確かにアキトさんがいるはずなんですが」
「大丈夫、アキトはくるよルリちゃん。わたしにはわかるの」
「……全然かわらないですねユリカさん。まぁ正直嬉しいですけど」
「うん、ユリカもだよルリちゃん♪」
「……なれなれしさは千倍増しですか。ま、いいですけど」
「仲いいわね〜ふたりとも♪」
「なんか、微笑ましいですね」
ほとばしるバイオレンス!
「チューリップが現れました!開口しています!」
……そして、決定的に変わっていく史実。
「うぉぉぉ!なんだありゃ!悪の宇宙人か!」
「敵個体判明。……宇宙忍者、バルタン星人?」
『ふぉっふぉっふぉっふぉっ!』
「な、なななによアレ!あんなのに勝てるわけないでしょ!逃げなさい!逃げるのよ!はやく!」
「落ち着いてください!確かに強敵ですが動きさえ止められればグラビティブラストでも対処可能です!すぐ囮を!」
「パイロットがいません」
「うそー!」
ついにはじまる戦い。
「いったいどうなってるんだ。木連はどこに行っちまったんだ?
わからない。いったいどこがどう狂ってこんな歴史になったんだか。
だが俺のやることはひとつだ。それに変わりはない」
「アキト」
「ああ、わかってる」
そして、ほとばしる光。
かみんぐすーん、問題作『光の人』!近日後悔!
「……なによあれ……なんなのよアレは!!」
「アキトおつかれさま、回収するからナデシコに戻ってくれる?」
「そこ!なに平然と指示してるの!」
「ていうかアレ、アキトさんですかそうですか。……それが素でわかるユリカさんもユリカさんですが」
「あは……は……は」
……続きません。絶対、うん orz