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ネタ設定(随時更新)

『第13あかねマンション』
 新井素子の小説によく登場するマンションで、わりと魔窟的取扱い(だったと記憶している。すみません最近読んでないから^^;)
 
BL(びーえる)
 万人むけの情報ではないと思うので一応解説。
 Boys Loveの略で、腐女子系でよくある男の子同士のエロい話の事。
 
『キョン子』
 キョンが女性として生まれた場合の存在。TSではなく生まれた時から普通に女の子です。中性的なのが本人のスタイルなのですが、それは同時にトラウマにもなっており、その反動として今時珍しい美しく長い髪をもち、それをポニーテールにしています。
 原作同様にハルヒコに関わってしまうが、原作と違って彼のやばさに完全にドン引きになる。それでもSOS団設立までという限定つきまで妥協して手伝うが、ハルヒコが長門を引き込んだ事から、古泉加入前で女ひとりだったキョン子は長門ユウキ親衛隊に完全に目をつけられてしまう。当初はハルヒコの存在がクッションとなっていたがそれも長くは続かず、嫌がらせはみるみるエスカレート。やがて机いっぱいに見るに耐えない内容の落書きをされたりコンドームや汚物を突っ込まれるなどに至り、とうとう耐えきれなくなり学校を休んでしまう。
 一方この事件が長門との急接近のきっかけとなり、キョン子は長門の提案の元、そのまま正式設立したSOS団に残留する事で親衛隊の追撃をかわす選択をする。
 同時にそれがハルヒコの狂愛化の最初のきっかけにもなった。
 ストーカー化しつつあるハルヒコから逃げ出しユウキに本格的庇護を求めるが、この時その代償として自分から、ユウキのものとなり人間のサンプルとして観察対象になる事を申し出、ユウキはそれを了承する。以降ふたりは隠れ会う存在となり、SOS団の中で浮き上がりはじめる。
 女性なので、ジョンではなくジェーン・ドゥ。
 実は結構被虐的な面がある。
 
『長門有希(ユウキ)
 長門有希(ゆき)の男性型。本編の長門有希に比べてすべてが人間くさく、特に男女関係についての学習度が桁外れにあがっている。もちろんそれはキョン子との関係がもたらしているもの。人間の少女と本格的に恋愛関係になったTFEI端末という異端中の異端。
 キョン子が自称・長門親衛隊によってひどい目にあわされた時、彼はそれに気づくとすぐに動き出した。まず病床のキョン子に謝罪に訪れ、そこで自身の事をも説明し、さらにこの件については自分が助けるのでいつでも頼ってきていいと伝えて帰った。もちろんキョン子はそれを信用しなかったが、後にキョン子の切り裂かれた制服を目の前で修復したり、淫売だの売女だの性器マークだのの描かれた体操服のそれを手でひとなぎで消してしまったりしたため、キョン子もついに信用、次第に彼を全面的に信頼するようになっていった。
 なお彼はキョン子と「所有するかわりに守る」という契約を交わすが、そもそもそれ以前から彼はキョン子を積極的に庇護している。つまり彼はその契約に実利を求めたのでなく、単にキョン子がそれで安心するならと取引に応じたものである。ただその口約束がキョン子のバイオリズムの一部まで支配してしまっている(キョン子はそういう性癖の持ち主である)のを興味深く思っており、そこからキョン子を独占したい、支配したいという願望も芽生えさせつつある。
 余談であるが、もちろんこうした推移をも情報統合思念体はおはようからお休みまできっちり見守っている。そして興味も抱いている。キョン子は今も自分が切り捨てられるのを恐れているようだが、おそらくはむしろ、死なせてもらえない事を心配しなくちゃならない状況に到達しているはずである。
 
『古泉一姫(いつき)
 古泉一樹の女性版。ただし本SSではビアンである旨が明言されている(原作ファンの間ではよく同性愛疑惑が語られるが、もちろんオフィシャルでは認められていない)。
 ただし彼女はその性癖をわざと噂にして流す事により、長門や朝比奈のファンクラブの追撃から逃れている面もある。
 原作の古泉がそうであるように非常にハルヒコ寄りの一派に属している。ゆえにキョン子にも着目する他、個人的にもキョン子を大変好ましく思っている。キョン子の周囲のやばさにもいち早く気づいたが、原作のキョンが古泉の策士ぶりにしばしば警戒するように、キョン子もイツキを無条件に信じる事ができなかった。
 
『朝比奈ミライ』
 ミライは未来。みくるが未来なのと同じ。言うまでもなく彼女の男性版である。
 愛くるしいショタ全開の美少年である。朝比奈みくるの可愛らしい性格もそのまんまで、彼女が男に生まれていたら、のイメージそのままと考えてほしい。SOS団初期の頃は原作のキョンが朝比奈みくるに接していたように、ほとんど癒しのような感じだった。
 だがハルヒコの件や校内での嫌がらせなどにキョン子が苦しめられていた時、男性である彼はいじめの規模や酷さを把握するのが遅れてしまった(最初から実態がわかっていれば、心やさしい彼は任務を投げ出しても真っ先にキョン子の助けに回っただろう)。結果として、朝比奈が頼りにならないと判断したキョン子は、長門ファンクラブの攻撃を逃れるのに長門に頼るという究極の手段に訴える事となった。そこで朝比奈は事態の重さに気づいたのだが、急速に長門と結びついていくキョン子を止める事はもう彼にはできなかった。
 
『涼宮ハルヒコ』
 ここを読む人には説明いらないだろう。そう、あの涼宮ハルヒの男版である。
 性格その他は基本的にハルヒと全く変わらない。だが性別が男である事から、いくつかの点に問題が起きている。
 まず、女ならスルーですむところがいくつもトラブルを生んでいる。たとえば同性異性を問わず傍若無人に突撃するのもそうで、ハルヒなら変人だがハルヒコだと通報されるケースが数多い。逮捕歴もあるし指導がついた事もある。学業成績はハルヒ以上であるにも関わらず、周囲の評価は女のハルヒよりずっと低いのはこのためである。
 この問題はキョン子に対しても発動された。つまりキョン子はキョンと違い、ハルヒコと関われば関わるほどに嫌悪感のみを増幅させていった。キョンはハルヒに振り回されてる反面同時に急速に惹きつけられてもいたわけだが、キョン子はそうならなかった。ゆえにキョン子がなびくばかりかどんどん離れていくのに焦り、長門や朝比奈と仲良くするのを妨害したり、ストーキングに走るといった方面に歪みはじめた。



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